第96回五月祭が開催されました

既に一週間が過ぎてしまいましたが、先週末に第96回五月祭が開催されました。
お知らせしていた五月祭百周年記念企画の歴史展示「五月祭百年史」には、2日間でおよそ900人もの方にお越しいただくことができました。ご来場いただいた皆様、まことにありがとうございました。

五月祭が百周年を迎える今年2023年に向け、2年前のオンライン五月祭でのYouTube動画公開から始まった「五月祭百年史」の企画が、このようなかたちで集大成を迎えられたこと、本当に感無量です。
いつもながら準備は直前ぎりぎりにドタバタ、となってしまいましたが、会場での来場者の方とのお話や、寄せていただいたアンケートなどの反応を見る限り、多くの方にご満足をいただけたようで、とても嬉しく思っています。

「五月祭百年史」会場の様子
「五月祭百年史」会場の様子
「五月祭百年史」会場の様子
「五月祭百年史」会場の様子

4年ぶりに一般来場者の自由な入構が可能となり、飲食物の提供も再開した今年の五月祭。2日間のほとんどを自企画に常駐して過ごしたため、キャンパス内の様子を見て回ることは少しの時間しかできなかったのですが、4年前までと同じ学園祭の非日常が、間違いなくそこにはありました。
ステージから響き渡る音楽、銀杏並木を行き交う人の波々、模擬店からの煙の香りと客引き合戦の声。すべてが懐かしい風景、懐かしい感覚です。とにかく、素晴らしいという言葉以外の形容が浮かびません。
ここに至るまで、オンライン開催や入場制限付きハイブリッド開催だった時期も含め、たくさんの人々の手、たくさんの人々の想いに支えられて、五月祭が受け継がれてきたことの尊さを実感しました。

安田講堂前ステージ
安田講堂前ステージ
医学部前広場
医学部前広場
立ち並ぶ模擬店
立ち並ぶ模擬店

そして何より、4年ぶり(つまり4学年の一回りを経ている!)にも関わらず、この規模での開催を大きな事故もなく無事に成し遂げた五月祭常任委員会の皆様にも、心から感謝と労いの言葉を贈りたいと思います。

五月祭常任委員会本部
五月祭常任委員会本部

今年で100周年ということは、今年は101年目だということです。
五月祭の〝次の百年〟の歴史が、始まりました。

五月祭, 学園祭の歴史